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    ひと月前のピナ・バウシュ

    かなり遡りやがって 6月8日の話

    ピナ・バウシュが率いていたヴッパタール舞踊団
    ピナ・バウシュ追悼特集 『私と踊って』
    大学のときの授業で観に行って以来 気になっていたのに
    行かずじまいだったヴッパタール舞踊団 
    ピナが昨年亡くなってしまい 
    彼女の姿は新宿文化センターに掲げられた 大きな写真と
    展示された過去の公演写真の中でしか見られなくなっていたのは無念
    ぼや~っと時を過ごしてしまったんだなと思った

    そして始まった公演は 体中に新しい血が通う気がした
    昨今自分に足りなかった感覚はこれだと思う
    身体を使える人々の美しさと自由さ
    表現表現ぶらない絶妙なエンターテイメント わかりやすさ

    求めて求めて愛を求めて拒絶されても求めて求めて
    男と女の間のことだけではなくて 人が人に接するときに
    にわかに覚える不安や 受容されたときのわき上がる嬉しさ
    それらを必死でねるねるねるね 
    苦悶をねればねるほど色が変わって ほ~ら情が
    その情 相手に投げつけては投げ返されて踏みつけられて
    涙を流しながらまた ねるねるねるね

    舞台の奥は大きな大きな 舞台幅の滑り台あって
    根こそぎ抜かれた木や 多くの男たちが 
    時折滑り降りてくる というより降ってくる
    苦悶からのがれようとしてその滑り台を必死で這い上がろうとしても
    なかなかどうして這い上がることはできない
    なんども繰り返される 日本の花いちもんめのような
    「Komm tanz mit mir」私と踊って
    求めて拒まれ求めて拒まれを繰り返した主人公の女性
    着ているドレスの中にドレスを押し入れ 
    胸は大きくなり腹は膨らみ尻はたれる ぶくぶくに太る
    求めても受容されない求めは 溜まりに溜まって贅肉になる
    その体で男の前に現れても 男はまったく気づかない
    男に求められるほどに求めていた女が 求めなくなった男へ復讐するが
    そこでも女はまだ男に求める「Komm tanz mit mir」私と踊って

    そんなかんじの内容だった 
    うまいこと私は書けないけれど ともかく琴線に触れた
    のらりくらりとしていても どこかで多かれ少なかれ
    私と踊って と思っていることに気づく
    私と踊って と一切思わないというのは
    悟りに悟ったあの世のカリスマだけかもしれないが
    あの世のカリスマも私と踊ってと言い尽くして悟ったのだし
    私と踊って と もう少し言ってもいいような気がする

    会場の物販で ピナの若かりし頃のポスターがあった
    シンプルなワンピースを着て 髪は中分けに後ろでまとめ
    凛として美しいダンサー ピナの立ち姿
    部屋に貼っときゃ 少しは意識して
    痩せるやらキレイになるやらするかもしれんと
    25%ほどのまじない心を元手に購入したが あれから一ヶ月
    いっこうに痩せることもキレイになることもないのは
    言うまでもないことであります


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