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    老舗から山頂までかき揚げ無視して蕎麦たべる(1/2)

    相変わらずの蕎麦欲求

    先月文楽を大阪へ観に行き
    夜 太夫さんに連れて行って頂いた鴨料理屋
    そこでの最後のシメは 近頃ひそかな極私的ブームとなっている
    鴨そばでありました
    以来 寝ても覚めてもお風呂入っても仕事中でも
    鴨とお蕎麦の最強タッグが 頭と胃袋あたりでラテン系ダンスを踊り
    わたくしを悩ましい状態へと誘います

    というのは 半分くらい冗談

    バイト先の周辺 良い蕎麦の砂漠地帯となっており
    だいたい全部いったかなと思ってはいたが
    ふらふらと歩いていたら一軒みつけた その名も 砂場
    あの砂場の暖簾わけかどうかはよくわからない

    外観は町の定食屋 中も町の定食屋
    ずいぶんとセットメニューがあるようで その旨が写真入りで
    PCを駆使して作られたとおぼしき掲示物が 
    壁にたくさん張ってあった たしかにお得
    ずいぶん昔からあると見えて 建て替える前の
    いかにも昭和初期な建物の前に この店の人々が並んで
    撮影された白黒の写真が飾ってあった
    そしてセットに全く目もくれず 鴨せいろを頼む
    蕎麦の盛りの量はちゃんとあって 店構えその他から想像していたより
    しっかり歯ごたえのあるお蕎麦だった ただ風味は薄い
    鴨のつけ汁の方は 少しあいまいな味のツユではあった
    ネギがたっぷり入っていて 鴨はけっこう固くなっている
    食べている間にも 周辺のサラリーマンやOLが続々入ってきて
    次々に日替わりのセットメニューを頼んでいた
    がつっとお昼をしたいなど 気が向いたらまた行っても
    悪くはないのかもしれない

    そして 出ました老舗 かんだやぶそば

    久しぶりに土曜日が休みであり 笹塚に演劇を観に行った帰り
    どうしてもお蕎麦!な欲求が高まったために
    行きたいお店を調べてみた が お蕎麦難民
    土曜日日曜日というのはほとんどの店が強気で休み
    そんな中で 弱気なわけではなかろうけれど 恐らく有名店としての
    需要に応えるためか 唯一やっていた かんだやぶそば に行くことにした
    今から十数年も昔 まだ小学生だったときに両親と寄って以来
    蕎麦好きが開花してからも 一度も行っていなかった老舗
    なぜなら 小学生のときに おいしいと思った記憶がなく
    父も あまり美味しくない と言っていたので避けていた

    御茶ノ水 聖橋口から降りてそのまま線路沿いに秋葉原方面に坂を下り
    ひょいと曲がって ひょいのひょい
    好きな粟ぜんざいと揚げまんじゅうのお店 竹むら
    のすぐ近くという認識でついた

    するとお店の目の前に 見覚えのある大柄な男性
    坂東弥十郎さんが お友達と来ていた様子
    お友達の方がやぶそばの外観を写真撮影していたため
    なかなか中に入るタイミングを失い 
    カメレオン的な躊躇の動作をしてしまったもうすぐ三十路

    そして中へ入ると 奥の番台から「いらっしゃ~い」と声かけられ
    ずらっと並んだ席のひとつに案内される
    左奥 小上がりの座敷なんて 青々とした庭の光で良い風情
    と思ったけれど ひとりでは通されない様子
    やはりずいぶんと人がいて それぞれ昼間からビールやらお酒やら
    土曜日ののどかな午後の風景 お酒が呑みたくなった

    呑みたくなったので素直に熱燗を頼み あとはせいろを頼んだ
    でもちょっと寂しくなったので 鴨のスモークも追加する

    小皿に蕎麦味噌 お箸で少しとってなめながら熱燗を手酌
    幸せか不幸か あまり考えたことはないけれど 
    この時間は確実に幸せだなあ と思っているうちに鴨がきた
    白髪ネギを枕に薄い鴨のスモークが3枚 800円
    他のメニューを見てもだいたい一品1000円越えで
    やはり老舗やぶそば かなりの割高だと思った
    それでも鴨をぺろっとたべて 蕎麦味噌をなめてお酒を楽しむ

    そうこうしているうちに せいろが登場
    みどりがかった若々しい印象の蕎麦
    つゆはいかにも江戸な とても黒々として濃いおつゆ
    蕎麦を一口食べてみると やわらかい
    そしてさほど蕎麦の風味が強くせず うーんやっぱり と思った
    これをそのおつゆで食べると 完璧におつゆの勝ちで
    ああ やぶそば やはりあまり そばがおいしくない

    しかしこれで終わらないのが老舗

    門には やぶそば と書かれた燈籠
    ちょっと身をただしたくなるような石畳を歩いて
    がらがらと開く古き良き日本家屋
    あおあおと繁った庭に囲まれて 中に入ると薄暗く
    三方のガラス戸が庭のやわらかい光をとりこんで
    なんともおちつく 文学的な雰囲気
    奥の番台に座る女性が うたうように独特の節回しで
    注文されたものを読み上げて厨房へ通す

    たぶん ここは 
    老舗の経た時間と風情を食べるためにくるお店だと思った

    そのあとほろほろ ほろ酔い気分で
    すぐ近くの やはり古いケーキ屋さん
    近江屋洋菓子店に寄って 懐かしい味のするショートケーキやら
    チョコレートケーキやら チーズケーキやらを
    家へのお土産に買っていった

    そんなこんなで 全く違ったふたつの蕎麦屋も
    慣例通りトウキョウイタコ蕎麦もしくはかき揚げ図に乗っけ盛り

    より大きな地図で トウキョウイタコ蕎麦もしくはかき揚げ図 を表示

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    Author:いいむらえりこ
    歌舞伎のイタコ修行中
    義太夫手習もそろそろと
    マイ・ハンダごては2本所持
    お坊さんとの遭遇が私のユンケル

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