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    かき揚げなしで欲求不満の逢瀬

    かき揚げがない店にばかり このところ行っておりました

    かき揚げがないけれど お気に入りで
    義太夫教室の帰りに再び行ってしまったのは赤坂の『蕎介』
    最後のひとくち名残惜しく収め 帰る心ははあたかも
    若い情夫(かき揚げ)がいるにもかかわらず 
    熟年資産家(十割そば)と逢瀬を重ねる 恋に惑う女のごとし
    最期は血気盛んな若い情夫に カルメンよろしく
    刺される運命に違いない(胃もたれ)
    けれど残念ながら 私は 鉄の胃をもつ女ゆえ
    そんな無惨な結末にはなりますまい

    とはいえ 合間に若い情夫(かき揚げ)とも会いまして
    それはいつものあの店 『文殊』
    熟年資産家との逢瀬がバレているのかいないのか
    常とかわらずアツイひとときを過ごしましたよ しめて360円で

    しかしだね 実はその間にも少しはかき揚げ蕎麦を開拓しようと
    そう思っていたんだがね
    二日酔いのあとの大層サワヤカか空きっ腹に一発食らおうと
    バイト先近くの蕎麦屋にかけこんだのはまだ梅雨前
    見た目きれいな 少し高そうな しっかりした蕎麦屋
    その名も『鳴留呼』は ランチセットがいくつかあった
    炭水化物+炭水化物なセットなんざ認めねえ
    ハンパな顔したグラドルを まとめ売りしたって俺は買わねえ
    そう思っていた私ではありましたが 二日酔い後の空腹は魔物
    ミニ生姜焼き丼のついたタヌキ蕎麦を注文し
    笑っていいとも!あたりのついたテレビを ぼおっと眺めながら
    オジさんたちにまぎれて食べました
    ここを蕎麦屋と言ってはいけません
    蕎麦のある 町の定食屋 オジさんたちのオアシスでございます

    そして少し月日は経ち
    新橋演舞場での七月大歌舞伎のお仕事の最中
    梅雨といえども厳しい陽射しに 温かいかき揚げよりも
    たぬき蕎麦を欲するカラダとなりにけり
    空いた時間にふらふら東銀座 愛する歌舞伎そばは昼時の行列
    これは待てんと思った故 以前から気になっていた
    『木挽町 砂場』に ぐっと入った
    砂場といえば名店の系譜 赤坂の『室町砂場』には
    行くたび調子が合わず 未だに入れず
    虎ノ門の巴町砂場には ずいぶん以前 大学生の頃に行ったので
    さほど味は覚えていないが ちょこんと番台に座る大女将さんが
    とてもかわいらしくて素敵だった印象
    というのでちょっと期待して入ると 昼は食券制度らしく
    働くおばちゃんたちが「ちょっとお待ちを~食券買ってからです~」
    てことは今スグここで 注文の品をきめなきゃならない
    もちろんタヌキと言おうとすると タヌキがない
    おばちゃんにタヌキの行方を尋ねたところ キツネに天かすが入ってるから
    ということで タヌキを逃がしてキツネを共食いする覚悟
    席でひっそりその時を待つこと数分
    そして「キツネです~」と運ばれて出てきたのは
    注文間違いかと思うような変わった姿
    「お好みでお酢をかけてください」と置いていかれたのは
    カニカマ丸々1本 錦糸たまご 
    油揚げの細切り モヤシにキャベツなどなどなど
    こんもり山となった一皿には 掘らねば蕎麦が出てこない
    これはまるで冷やし中華
    なんとなく端っこを混ぜてから 
    おそるおそる口へ運ぶとなんだこりゃ
    甘めのつゆと蕎麦は たしかに普通に蕎麦なれど 
    上に乗った野菜は他人ヅラのお客人
    こうなったらお酢をかけてみるしかない と 
    卓上に据えられたお酢をふりかけてみた 食べた
    よくわからない 
    思わず母に 得体の知れない物を食べたことを報告した
    しかしこの蕎麦に出会い 食したことで 
    RPGにおける経験値アップを実感することができた気がする

    さて それからまた10日ほどたち
    いつもの義太夫教室後 蕎介に寄りたい心を抑えながら
    仕事のお直しのために銀座へ向かう
    向かったけれど時間はまだ早く どこかでやっぱり蕎麦が食べたい
    そしていつもの東銀座を通り過ぎ 少し築地の方へ向かうと
    晴海通りから少し入ったところに 『布恒更科』の文字をみつけた
    これは大森にある店と同じ名前 しかもたぶんずいぶん昔に行ったことアリ
    そう思ったので入ってみた
    生粉打ち蕎麦が食べたい気もしたけれど ちょっと天ぷらも食べたい
    精進揚げ(野菜)せいろを注文してみた
    お店の常連らしきお客さんが 
    40にして授かったという生まれたばかりの赤子と
    甥っ子姪っ子とその祖父を連れてきていた
    その様子と赤子のプリプリした足を眺めて待つと 思いのほか早く
    アスパラ2本 かぼちゃ ゴーヤ トウモロコシ 大葉 茄子 だったか
    天ぷらのひと盛りと 意外な多さのせいろが運ばれてきた
    おつゆはとても濃くて たまり醤油のような色をしていて
    大森の布恒更科での印象と同じ ひとくちお蕎麦を食べてみると
    ふんわりした甘さがあっておいしいけれど 
    おつゆと合わせるとちょっと うーん もやもや
    天ぷらは野菜の味はおいしいのに ちょっと衣に不満足
    ずいぶん昔にきたときは たしか美味しい!と思ったので
    こんどは生粉打ちそばを食べねばいかん と思いながら全部たいらげ
    どってり重くなった腹をかかえて 
    まだある時間をつぶしに銀座の方へと戻っていった

    そんなこんなでずいぶん長くなった
    これらもしっかりトウキョウイタコかき揚げ図入り がってんがってん
     



     

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