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    孫悟空によるマジカル産婆ショーの一部始終

    88年前に関東大震災が起こった今日開幕したのは



    大阪松竹座 九月大歌舞伎 
    個人的に初めての松竹座出張の今回は
    夜の部 猿之助四十八撰「華果西遊記」を担当させてもらった
    みなさまおなじみ西遊記をもとにした話だけれども
    たぶんあまり知らない人が多いと思われる西遊記の一部分
    誤解を恐れず乱暴に言えば 
    猪八戒の妊娠騒動からの 孫悟空のマジカル堕胎ショーを経て
    蜘蛛の精を退治するという 盛り上がったきり帰ってこない感じの1時間
    さすが猿之助歌舞伎!なエンターテイメントは
    気だるい午後16時から見るのにはぴったり
    その後は團十郎さん+海老蔵さんによる勧進帳
    最後には泣いて笑える浪花の人情話もあってまさに盛りだくさん
    千穐楽は25日 それまでに大阪道頓堀界隈に出没する上
    有閑マダムごっこが出来る場合には ぜひともお立寄り

    ちなみに昼の部も 名作の悪太郎はじめ
    若き日の信長 河内山 とかかんとかなんとか 見応えごーぢゃす

    近くの新歌舞伎座では 勘三郎さんの復帰が見られて 
    大阪はまさにムフフの府 歌舞伎月間でございます

    言葉のいらない世界ではちみつから説教うける

    ♪町の明かりが 消えたチャンスで 心中
     らぶすーさいど そね~ざき~♪

    つまるところの 杉本文楽を観た後
    そこから歩いて 旧日本郵船の倉庫 BankART
    横浜トリエンナーレ の一会場だけ観てきた

    トリエンナーレというからには3年に1度 
    しかし考えてみればいままで 
    足を運んだことがなかったこれでも美大卒のはしくれ

    どの作家が観たいという目的もなく入っていった
    というのも これがだれとか そういう名詞がほしくなかった

    どでんと 土で作られた 作られかけのカバが目をひいた
    それから横の部屋に入って 霧の中 枠のような影のうごめく様子
    これが自分の中で さっきまで観ていた曾根崎心中とつながり
    しばしぼけっと座り込んで観ていた
    大きな木の根っこが天井から生えているのは 木が各階をつっきっている
    たまごを光にかざすと文字が現れる
    土の山の上に刺さっているのは 砂浜で集めた砂鉄で作られた一本のスプーン
    赤や黄色の散乱する鉄骨の内部にまた世界あり
    横たえられた人工の森林
    塩の結晶でできたシャンデリア
    渦巻き上に水に浮かぶ大量のすいかの中に浮く裸の女性エンドレス
    ごくありふれた日用品を猿の面をかぶって 新たな目で観てみる
    GPSをつけて町を花の形に走り 巨大な花咲く木を作り上げる
    世界のあらゆる映画の時計のでてくるシーンをつないで
    24時間同時刻に進んでいく映画 などなどなど
    ここにこぼしているものはまだまだあるが いろいろ堪能した

    そこで思った点は インスタレーションなどに混ぜて
    映像を"展示"することの難しさ 
    人を思う通りに引き止めておくことはなかなかできない
    そしてキャプションはいるのかいらないのか
    よくこれは話されることだと思う
    今回はほぼ一切キャプションを見なかった おかげで
    どれが誰の作品かも把握せず 作家の意図もたぶん知らない
    ただそうすれば自分の感情と体験がしっかり記憶になると感じた
    他人に少しでも見せるものには 他人の気を惹けること
    エンターテイメントの要素がいかにあるかがやっぱり重要で
    それは単にわかりやすいということとイコールではない
    あら人間と人間の付き合いも一緒だわなんて
    通り一遍なことも通り過ぎる毎日なので再確認する

    ますますやっぱり言葉を排除したものを作りたくなった

    とかごちゃごちゃ深呼吸しながら体感すれば 喉が渇く
    BankART内のバーで はちみつの地ビールなるものと
    田園調布のパテ屋のレバーペーストを頼んで もしゃもしゃ
    レバーペーストは口当たりがふんわり軽快でおいしい一方
    はちみつの地ビールは最初のふた口以降 
    はちみつが口うるさくなってきたのであまりよくなかった

    チケットは横浜市美術館の会場にも入れることになっていたが
    時は夕刻 もう閉まる時間がせまっていたので
    また同じチケットで後日入れるということだから 
    つづきはまたのお楽しみということにした




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